nishigaki / nsg

建築学生から何故か布全般を扱うデザイナーになりました

卒業設計のおはなし③

学校が始まり長期休暇→新学期になると生活スタイルが変わり、休み中やっていたことも中々できませんね…。いけないいけない。

 

さて今回は②の続きで、さらに卒業設計の案を考察していきます。

 

前回話した、地域別にその地域特徴が反映されるようなスケルト(骨組)を建築家が建て、個人のニーズに応えながら地域属性を反映させた容器が完成する。それにより現代のアパートやマンションの設計プロセスが再考されるのではないか?と考えました。

 

では実際にスケルトンを各地域に設計・施工するとなるとどういった変異が表れるのでしょうか?

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(図1 都市部及び郊外におけるSPBに対応した場合の地域別特徴)

 

このように、都市部・郊外区域それぞれ建設すると以上の変異が表れると考えられます。以上の差異だけでも設計上、反映のされ方に顕著に違いが表れると思います。

 

話は変わりまして、そのスケルトンにはめ込む住居(SPB)の話をします。前回の話で『その後の日本は……』といった『what if ?』を書きました。その理想を実際にするとしたとき、どういう形で販売及びSNSに拡散されていくかを考えた詳細の図です。

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(図2 SPBのAmazon販売形態の理想像)

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(図3 カスタマSPBとSNSの拡散性)

 

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(図4 PSPBの販売形態)

 

少しずつ現実味を帯びてきたでしょか?おそらく近い将来的に実現するであろうことなのだと、私自身考察・調査しながらスマートフォンの普及の実態を見て、身に染みて思います。

 

卒業設計シリーズの次回はこの設計の次段階をお伝えたいしたいと思います。

 

この段階でのご意見もお待ちしております。