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建築学生から何故か布全般を扱うデザイナーになりました

卒業設計展の認知度が低い…

こんにちは。また更新が遅くなったYです。

今回は建築学科(建築学科以外も出す場合があります)の集大成でもある卒業設計展についてお話します。

テーマを決められ、それに応えるような作品を提案するコンテスト・コンペディションと違い、テーマを自分で設定し、一年間調査・アイデア形成・設計したものを持ち寄る展覧会・コンテストです。建築学生の一年分のエネルギー量が詰め込まれた会場の雰囲気は他では味わえないようなものですね。低学年の建築学生がこぞって見に行くのもうなづけます。しかし一般の方はどうでしょう?

 

実際、一般の方が行きにくい場所であることは間違いありません。

 

正直とても行きにくいです。ゴリゴリの建築模型があり、公開審査の最中では一般の方では

 

(何言ってるかさっぱりわからん…。)

 

となるのは間違いないでしょう。私も最近になって審査員の言っている発言、プレゼンボード(建築学科では必須となる作品の魅力を伝える最重要ツール)に書いてあるカタカナ用語が少しばかり分かるようになりました。総合的学問ともいわれるのも納得です。しかし、建築っぽくないなって思う作品も数少ないですがあります。社会貢献的な作品としてみると専門用語が分からなくても、一般の方でも楽しめるのではないでしょうか?

 

ということでNAF(中部卒業設計展)に行ってきました…と言いたかったのですが、私のミスで行けませんでした。すみません。代わりに近くで開催していたトヨタホームビル内で開かれているキルコス国際コンペディションの展覧会に行ってきました。

 

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良かったです。このコンペのテーマが「内/外」だけでその他指定がないのです。コンペではかなり異例なことで制限が逆にないと苦しいものがあります。しかし、展示されている優秀作品はそれだけでここまで思考を巡らせ、昇華させられるのかと、圧倒されるものばかりです。ただただ驚くばかりです。

 

両方とも展示期間が過ぎてしまったため見ることはできませんが前年度の作品集等も出版されています。

 

話がそれましたが、是非全国にまだ卒業設計展が催しているので一般の方も行かれてみてはどうでしょうか?

 

ちなみにNAFはHPで今年の一部作品が公開されています。

nagoya-archi-fes.com

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